福岡 奈良屋町 青

奥さんの大学時代の繋がりで縁があり

今年6月のオープン後予約をしていた　「奈良屋町　青」

中々聞きなれない町名

福岡市内出身でも中州を境に博多方面と西の方では少し

人種が違う気がする（あくまで個人的に）

この辺りに昔から住んでいる人たちはどこか格式があり

福岡の歴史を重んじている下町気質なイメージ

有名な山笠も西方面出身の僕にしてみれば殆ど無縁

同級生全体でも一人か二人舁き手がいたかいないか位だったから

他県から来た観光客と同じ感覚

そんな奈良屋町にこの歳になり初めて降り立ち

少し早く到着したので周辺を散策すると

都内で言うと小伝馬町辺りの雰囲気に似ていて

昔ながらの飲食店や　古いビルが立ち並び

休日だったからか車も人もほとんど歩いていなかった

その裏路地を進むと一軒

長屋をリノベーションさせた真新しいお店

オーナーシェフの金田さんは元々都内で

飲食とは関係のない仕事をしていたらしいが

タイのGagganや福岡のGohで修業を積んだと聞くとおのずと期待も膨らむ

この日カウンターの三組が揃い次第一斉スタート

一品目から鈴懸のしっとりしたどら焼きをイメージしたという

フォアグラと瓜（だっけな）の奈良漬けをサンドしたという

全く予想だにしない組み合わせ

写真じゃほぼ何かわからないような一品が

次々目の前で作り出されそのまま頂く　

一品一品　ホントに旨味の余韻でお酒を飲んだ

いつもだったら食べながらレモンサワーで流し込むのに！！（普段から味わえ）

それくらい　強烈だった

おまけにお任せで出してもらったワインも美味くて

底なしでガブガブ飲む始末

最後のモモは　飴細工で割ると

中からメレンゲ　その上に本物の桃をのせ

絡めながら口に運んでフィニッシュ

大金持ちはいつもこんなもの食ってるのか！

知らない世界ってあるもんだなぁ・・・

シェフ金田さん

いやーしばらくぶりの贅沢な三時間だった
また行けるようバリバリ働こう　笑

来年の楽しみな話も聞いたから　福岡の食がまた凄いことになりそう