鮨 㐂邑(きむら) 二子玉川


新規予約ほぼ不可能な熟成鮨のお店「すし 㐂邑」
月初めの予約日の電話もつながらないので諦めてたら
知り合いに行ってる人いたっ!!

「すぐ連れてって!!」って懇願して
待つこと三カ月やっと願いがかなった。
どーせならと9席のカウンターを貸し切ってゆっくり堪能することに

入ってすぐ目に飛び込む一見して「普通じゃないネタ」とわかるネタ箱に
期待値最大

 こちらが木村御大

魚のアラなどをごっちゃ混ぜにして採ったスープ
このままつけ麺のつけ汁になるほどのこってりスープ
ジャーに入れて1L位持って帰りたいくらい美味かった

先付けに何品か出てきて
それをアテに飲んでたけど一杯目のコエドビールを早々に切り上げ
すぐ日本酒を燗に切り替える
その中でも印象に残ったのが

渡り蟹の塩辛
中国や韓国にはチャンジャ的なものがあるのに
和食にないのがおかしいって発想から生まれた一品だそうですが
殻ごと口に放り込んでバキバキと余すことなく食べたくなるほど旨み
日本酒に合いすぎ ずっとチューチューと吸ってた 

白子のリゾット
もはや〆の一品が先に出てきた
ホワイトクリームかと間違うくらいの濃厚なソースに
臭みをほとんど感じない白子をまとった
ちょっと硬めに炊かれた米
今思い出しただけで唾が溢れ出てくる

当初一緒に行く予定だった夫婦が急遽来れなくなり
急な誘いに二つ返事で乗ってくれた いつも忙しそうなリンさん、かずよさん夫妻
今回他のメンバーも夫婦での参加ばかりだったので
平日のあの時間に二子玉川に来れそうな夫婦って事で誘ってみた。
さかのぼると二年前にウッチーに連れてってもらった平和苑以来のリンさん夫婦とのご飯だった

ノリに巻かれた赤酢のご飯が出てくるとそれがお寿司スタートの合図
「まずは純粋に酢飯を食べてください」ってことらしい
芯が残るかどうかギリギリの水分量
普段の炊飯をここ最近圧力釜に切り替えた我が家好みの水加減

一発目に出てきた 鰆(三週間熟成)で もーわかった
「あ ここ 駄目だ 知っちゃだめなお寿司屋さんだった」って
お前馬鹿舌だから何食っても美味いんだろって言われるかもですが(主にたくみさんに)

熟成鮨ってこんななのかと あーこれはもう駄目だと
なぜ米が硬めなのかはっきりわかりました
ネタが口の中でほどける食感の寿司なんて今まで食べたことない
お米がぱらっと口の中で粒になるのはわかるけど
ネタまで「ほどける」なんてそんなの聞いてない

舌で転がすとほどけるネタと硬めのシャリが
第一形態の握り寿司から 形態進化で米一粒ずつになり
その米一粒ずつにほどけて小さくなったネタがシャリオンして
マイクロお寿司になるわけですよ(何言ってるかわからない)




三週間とか45日とか熟成されたネタは
「ヨーグルト 」とか「コーヒー」とか「アーモンド」の香りがした
と 寿司食ったあとに出る感想じゃない
行った人にしかわかんない表現 ホントに衝撃的だった

ドライエージングビーフの流行で注目が集まった熟成鮨
そぎ落としてそぎ落として行くのでロスが半端ないらしく
日々ギリギリを見極める研究の日々だそうです 凄いなぁ

 連れてってくれた 藤巻さんに最大限の感謝
アッパーサイドの人たちはいつもこんな良いもん食ってんのかと打ちひしがれた夜でした
また来れるよう僕も頑張ります

予約できるスタートラインにやっとたどり着けたんで
次回いつとれるのか今から楽しみにしときます(多分早くて半年後とか?)

全部で10貫くらい出てきて僕の中でのこの夜のMVS(Most Valuable Sushi)
カワハギ

肝と熟成された身とコメが合わさると味噌みたいな風味で最高リピートしたかったなぁ

この日子供を預かってくれた岡部さん一家にもホント感謝おかげで良い体験出来ました。

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